東芝インフラシステムズ株式会社
高度な画像認識技術を用いて様々なシーンで活躍
SMART EYE SENSOR MULTI
先進運転支援システム(自動ブレーキシステム)に採用されている東芝製画像認識プロセッサViscomti™2を搭載した、高精度な検知センサです。
中央にあるカメラが情報を読み取り、様々な設備と連携させることにより、快適性と省エネの両立や利便性・安全性の向上に貢献します。車の自動ブレーキシステムに搭載されている技術を応用しているため、検知のスピードがとても速く、すぐに情報を処理することができます。
カメラからの入力映像をリアルタイムに処理して、人などの対象物とその動きを認識します。マウスを動かすなどの小さな動きも検知するので、デスクワークが多いオフィスの制御などにも適しています。
在・不在を検知して照明の点灯/消灯を自動で行ったり、照明の明るさをコントロールしたりすることができるのはもちろんのこと、人数や活動力などの情報も検知できるので空調などの自動制御なども行うことができます。
1台で赤外線センサ4台分の範囲を検知することができ、さらに検知範囲を最大9分割できるため在/不在を細かく確認することや照明を個別で制御することもできます。分割は四分割は四角だけでなく、三角だったり、多角形だったりとその場所に合った様々な形に設定することができます。
会場では実際にカメラが検知した情報をパソコン上で確認することができました。
左側ではリアルタイムで検知している映像が映し出されており、赤くなっているところが「現在の動き」、緑色のところは「直前まで動きがあったところ」を検知しています。
右側ではわかりやすいアイコンで、人物の在/不在と照明の明るさや点灯/消灯を確認することができます。
情報だけを取り出す設定もできるため、プライバシーを守りたい場所でも使用することができます。
照明や空調の制御の他にも、混雑情報の見える化ができるためパウダールームやレストランの利用情報を検知して、デジタルサイネージで表示することで、混雑度を分散させたり、お客様所有のスマホに情報配信して顧客サービスの向上に活かすことができます。また、1ルクス以上の照度があれば動きを検知することが可能なため、最終退出が完了した警戒モードエリアで動体を検知した場合、その画像情報を監視端末にポップアップ表示しデータ保存することができるため防犯対策としても利用することができます。
因幡電機産業株式会社【Abaniact】大崎電気工業株式会社
お家の家電を一括操作し、より快適な暮らしを実現
スマートホーム
テーマゾーンの3つの分類の中の1つであるスマートホーム。
「スマートホーム」とは、AIやIoTなどの技術を駆使して、住む人にとってより安全・安心で快適な暮らしを実現する住宅のことを言います。
左からオムロン株式会社 : 環境センサ USB型
Abaniact : Wi-Fiコンセント
コイズミ照明株式会社 : スマートアダプタ
コイズミ照明株式会社 : メモリーコントローラ
会場では、様々なメーカー様のAI・IoT製品を設置し、実際の生活を再現したブースで家電や住宅設備を声でコントロールし、スマートフォンで玄関ドアの開錠施錠を行うなど未来の生活を実体験できる内容となっていました。
ブース入ってすぐに玄関ドアがあり、そのドアについていたのは大崎電気工業株式会社様のスマートロック「OPELO」です。
賃貸住宅では内覧などの鍵の受け渡しや立会いなどの業務コスト、入退去の鍵交換など費用などが発生しますが、通常の鍵を一切使わずに運用できるので、管理会社様のコスト削減と入居者様の安全性・利便性を両立できるとのことです。
ICカードやスマートフォンなどを鍵として使用することができるため、いちいち専用の鍵を何本も持つなどの煩わしさがなくなります。
本体カバーの下にテンキーがついており大崎電気工業様のサーバーで設定された期間限定のパスワードがメールなどで送られてくるので、そのパスワードを入力することで開錠することができる仕組み。民泊やホテルなどにも便利です。
玄関を入ってすぐにあったスマートスピーカーに「ただいま」と話しかけると、電気・ブラインドカーテン・テレビ・エアコン・お掃除ロボットが同時に自動でついたり開いたりしました。スマートスピーカーに「ただいま」と話しかけると、大崎電気工業様の赤外線リモコン「HomeWatch」から赤外線信号を送り操作するという仕組みになっています。
外出の際にスマートスピーカーに「行ってきます」と話しかけるだけで、スイッチをオフすることができるため、いちいち一個づつ付けたりけしたりする手間が省けたり、個々の消し忘れなどの心配がありません。
写真では伝わりにくいので実際に会場で確かめてみてくださいね!!
シャープマーケティングジャパン株式会社
キッチンライフをもっと便利に
プラズマクラスター冷蔵庫
こちらは、スマートホームの中でシャープ様が展示されていました、AIoT冷蔵庫「プラズマクラスター冷蔵庫」。無線LAN機能に対応しており、無線LANを経由してクラウドサービス「COCORO KITCHEN(ココロキッチン)」に接続すると、献立の検索や提案など様々な情報を音声や画面で案内してくれます。結構めんどくさい献立を考える仕事を手伝ってくれるとは、とても便利な製品です!!
例えば、食材の購入履歴(冷蔵庫の中)に、にんじんと鶏肉があったら、にんじんと鶏肉を使用したシチューなどのメニューを提案してくれます。もし提案してくれたメニューの気分ではなかったら、また違うメニューを検索して提案してくれたりもします。何度も使用してメニューの相談履歴を学習させることで、その家庭の好みにあったおすすめメニューを提案してくれるようになります。
また、消費サイクルや購入履歴を学習させることで、いつも買う食材の買い時を教えてくれるため、買い忘れなどの防止にも繋がります。
調理家電 ホットクック
また、調理家電のホットクックやヘルシオとも連携することができ、冷蔵庫で選んだメニュー情報をホットクックやヘルシオに送信してくれるので、いちいち設定をせずとも食材や調味料を入れてスタートボタンを押すだけで簡単に調理をすることができます。
この製品はスマートスピーカーとも連携することができ、スマートスピーカーに「COCORO KITCHEN(ココロキッチン)」と話しかけることで先ほどの献立を考えてくれるシステムが作動したり、そのほかのシステムも音声操作したりすることができます。
忙しい主婦の強い味方ですね!!
他にも「Society 5.0」の実現に大きな手助けとなる製品がたくさん展示されていますので、実際に触ったり、見たりして便利さを体感していただきたいと思います。ですので、みなさん是非、4月26日(金)、27日(土)東京ビッグサイト 青海展示棟ホールAに来てくださいね!!