メーカー各社の商品戦略
パナソニック
LINEで機器を制御
LINEで宅内の機器の状態確認や遠隔操作ができ、日々の暮らしを便利にサポートするホームナビゲーション「HF-MC10A2GE」を8月22日から発売する。
従来の「住宅機器コントローラー」から今回新たに「ホームナビゲーション」に名称変更し発売するもので、LINEアプリを用いて外出先から宅内の機器の状態を確認できるほか、機器の操作が簡単に確認できるようになった。
また、地域の災害情報や停電・断水・電車の遅延などのインフラ情報をプッシュ通知でリアルタイムに受け取れる「安心アラート」を新たに搭載し、日々の暮らしの安心、安全につながる情報の取得が可能となっている。
さらに、家族からのLINEでモニターにメッセージを送り、在宅の家族へ連絡や伝言を残すことができるほか、場所を選ばずテレビやインターネットを楽しんだり、ホームIoTの中核機器「AiSEG2」のモニターとして家のエネルギー情報を取得することもできる。
【おもな特長】
1、LINE連携で家電の遠隔操作が可能
「ECHONET Lite」規格対応の機器などをネットワーク接続することで、エアコンや照明、電気錠などの宅内の機器の操作ができる。
ホームナビゲーションをLINEアプリの友だちに追加すると、LINEで宅内の機器の状態を確認したり、外から機器を遠隔操作できるほか、電気錠の解錠もプッシュで通知されるので共働き世帯でも子どもの帰宅を確認することが可能。
2、地域の災害・インフラ情報や家族のお知らせを見やすく表示
地震や洪水などの自然災害に対し、気象警報や避難情報、災害警戒情報など住宅や生活の安全・安心に関わる情報をホームナビゲーションのモニターにリアルタイムに通知・表示する「安心アラート」を搭載。断水・停電などのライフライン情報や電車の遅延情報などインフラに関する情報も表示するほか、ゴミ出しの日を知らせてくれるなど、住宅に常設された情報モニターとして生活をサポートする。
スマートフォンからLINEでメッセージを送ると、モニターの「かぞくの伝言板」で在宅の家族へ連絡や伝言を残すことができる。
3、好きな部屋でテレビやインターネットが楽しめる&エネルギーの流れが見える
同社製「プライベート・ビエラ」同様、モニターではテレビの視聴・録画・再生ができる。防水対応のタッチパネル方式なのでバスタイム中にドラマを楽しんだりキッチンで料理番組を再生するなど宅内のさまざまな場所で楽しめる。気になる番組があればスマートフォンからLINEで録画予約ができ、ブラウザ搭載でインターネットも閲覧できるほか、AiSEG2と連動して家全体のエネルギーの流れをわかりやすく表示できる。
アイホン
シンプルで利便性向上
このほど、シンプルデザインで利便性を高めた新しいテレビドアホン「JS-12」「JS-12E」を発売した。
親機の画面に3.5型モニターを採用し、カメラ付玄関子機には夜間照明LEDを内蔵することで夜間でもカラー映像での確認ができる。カメラレンズの角度は従来品の上下に加えて左右や斜めにも調整が可能となったため、取付位置の制限や別途角度調整台を用意する必要がなくなり、設置の自由度が高まった。
デザインではモニター付親機、モニター付子機のスピーカースリットを底面へ配置することで凹凸を少なくし、表面の手入れがしやすくなった。インテリアのデザインとの調和をはかるとともに操作性とシンプルさにこだわった。
また、JS-12Eは録画機能を内蔵しており、呼出の際に玄関子機のカメラでとらえた来訪者の様子をモニター付親機に自動録画。留守中の来訪者を帰宅後に確認できる。
【特長】
①玄関最大1台(カメラ付玄関子機1台)・室内最大2台(モニター付親機・モニター付ワイヤレス子機各1台)
②玄関子機のカメラで捉えた映像(静止画)を最大30件保存できる録画機能付き(JS-12Eのみ)で手動録画も可能
③ズーム操作により映像を約1.5倍で表示・拡大位置は9種類から選択可能
④視覚的に分かりやすいアイコン表示やお知らせ表示灯を採用
⑤3.5型モニターを採用・夜間もカラー映像で確認可能
⑥カメラレンズ角度は「上下」「左右」「斜め」に調整が可能
⑦スピーカースリットをモニター付親機とモニター付子機の本体底面へ配置