【中央職業能力開発協会】 第57回 技能五輪全国大会が愛知で開幕

きんでん、電工職種で金賞

11月16日、愛知県国際展示場(常滑市)において「第57回 技能五輪全国大会」の電工職種の競技が行われた。

木製板上への配線工事および小型PLCへのプログラミングにて競技を行う。
課題には、事前公表される部分と当日発表、決定される部分があり、臨機応変な対応が求められる。今回の課題では、名古屋港にある貨物船の形をモチーフにした図面となった。
計45人の選手が出場する中、きんでんの志々目 竜誠選手が金賞を受賞。入賞できなかった前回大会の雪辱を果たす結果となった。電工職種で同社が金賞を受賞するのは2大会ぶり、21回目となった。その他の受賞結果は下記のとおりである。

志々目選手インタビュー

金賞を受賞できたことは、素直に「うれしい」の一言に限ります。全国大会2回目の挑戦で金賞を受賞しましたが、指導員をはじめ関係者の方々のご支援のおかげだと感じます。
競技当日の課題は作業量が多く、時間に追われながらの作業でした。もちろん不安もありましたが、家族や応援に来てくださった方々の顔が目に留まると不思議と自信が湧き、力に変えることができました。焦らず練習通りの作品を作り上げたことが金賞につながったと感じております。
指導し、応援してくださった方々に改めてお礼申し上げます。

オーム社「電気と工事」2020年1月号掲載