【私もひと言】 海光電業 神山欣也社長

凌ぎの時期が続く進める働き方改革

海光電業 神山欣也社長

新型コロナウイルスが猛威を振るっているなか、幸いにも当社では感染者が一人も出ていない。今後とも、マスク着用、手洗いなど予防対策を徹底していきたい。

当社における電設向け工事用汎用電線ケーブルの売上高は例年、4~6月に掛けて鈍化する。今年はコロナ禍の影響で、ユーザーへの営業展開が満足にできず、さらに険しい状況だった。最近は、5月頃よりも営業に動けるようになったが、秋以降の電設分野の市場見通しは楽観視できず、受注獲得の遅れを、7月から挽回するには厳しい情勢になっている。

一方、この状況下、当社はもちろん、ユーザー等でもリモートワークが増加するなど、働き方改革が進む。これを機に当社では、支店でのTV会議システム導入を推進している。その普及率は、かなりの割合に達した。いずれにしても、業務効率が少しでも上がればと考えている。

電線新聞 4207号掲載