今月から12月まで「11・18は電線の日」浸透月間 日本電線工業会 2種類のコンセプトポスター作成

日本電線工業会(小林敬一会長)は、今年6月開催の定時総会において、11月18日を「電線の日」と制定。これにちなんで、今月から12月までを「『11・18は電線の日』浸透月間」とし、新たに2種類のコンセプトポスターを作成した。
11月18日「電線の日」制定について電線工業会では、「『11月18日』にある3つの『1』は電線をイメージし(『1』巻線・機器用電線、『11』2心対線の通信用電線、『111』3相で伝える電力用電線)、『8』は神経・血管としてあらゆるものに無限につながるというのを連想したものである」としている。
今回作成されたコンセプトポスターは、「イラスト版」と「写真版」の2種類。
「イラスト版」は、11月18日を「電線の日」とした意味をイラストにして表現したもので、現代社会を支えるすべての電線を表す(111)と、さまざまな電線があらゆるものに無限(∞)につながっていることを明るい色調でまとめている。
「写真版」は、昨年10月に電線工業会が中高生を対象に実施したアンケートで、回答者の半数が「電線」という言葉からイメージすると回答した「送電線」を採用。青空を背景にダイナミックな構図で「電線」を表現している。
小林会長は、「『電線の日』を通して当たり前のように感じられ意識されていない電線を多くの人々に認知していただき、業界の健全なる発展につなげていきたい」と語る。

イラスト版

写真版

電材流通新聞2018年10月25日号掲載