【シーシーエス株式会社】画像検査用赤外照明「IR シリーズ」に、波長1000ナノメートル以上タイプを追加発売

従来比3.4倍※の高出力化を実現、赤外線を利用した画像処理検査に対応

画像処理検査用LED照明メーカーのシーシーエス株式会社(本社:京都市上京区 代表取締役社長 大西浩之 以下、シーシーエス)は2020年11月25日、検査用赤外 LED 照明「IR シリーズ」に、1000 ナノメートル以上の波 長領域で発光するタイプを追加発売いたします。

今回の追加発売では、1050、1200、1300、1450、1550、1650 ナノメートルの6種類をラインアップしております。
赤外線は、可視光の赤色より波長が長く、ヒトの目では見ることができない光であり、赤外線を活用することで、可視光 では観察できない撮像が可能になります。

2020年に入り、可視光から短波長赤外(SWIR:Short-WavelengthInfraRed 900ナノメートルから2500ナノメートルの波長帯)までの幅広い波長に感度をもつ、コンパクトかつ高解像度な SWIR イメージセンサーが出荷され始めており、これを使用したマシンビジョンカメラが、カメラメーカー各社から市場投入され始めています。

このような、イメージセンサーでの技術進化および市場の変化に伴って、赤外カメラを利用したマシンビジョン検査の拡がりが見込まれており、赤外照明へのニーズも急速に高まっています。

製品概要

今回、当社が追加発売する1000ナノメートル以上のタイプは、LEDの高出力化と光学系の開発により、従来品比で3.4倍※の明るさを実現しており、シャッタースピードが短く、高速搬送する製造ラインでもお使いいただけます。
また、今回追加発売するバー型のほかに、今後は、リング型、面発光型、ドーム型、スポット照射型など、さまざまな形状でのラインアップの追加を予定しています。

本製品は、シーシーエスのテスティングルーム(実験室)で、ライティングコンサルタントにご相談いただきながらお試しいただくことが可能です。
シーシーエスは今後も、お客様に「見える!」、「出来る!」をご提案していくことで、お客様にとって「なくてはならないソリ ューションベンダー」のポジションの確立に向けて邁進してまいります。

※従来品 LDL-74X27IR105-24 と LDL2-74X30IR105 の比較における数値

撮像例

-ウェットシート水分含有検査

-シリコンウエハー透過検査

製品概要「IR シリーズ」 1000 ナノメートル以上タイプ(バー型)

シーシーエス株式会社について

シーシーエスは、1993年に工業用途の検査用LED照明メーカーとして設立された、業界におけるリーディングカンパニーです。永年に亘って蓄積してきた、「ライティングソリューション」を様々な分野へ展開しています。近年では、様々なカメラメーカーや レンズメーカーと連携し、お客様のご要望に応じた機器選定および設定を最適化するソリューションのご提案を積極化しており、 お客様の利便性を高めることに注力しています。


公式プレスリリースはこちら: https://www.ccs-inc.co.jp/ecsuites/uploads/news/1/20201124133409231.pdf