北海道地区の公共工事動向 11月

請負金額 264億円

北海道建設業信用保証はこのほど、11月の北海道地区の公共工事動向を発表した。

前年同月比23.7%減

11月単月  

11月の保証請負金額の取扱いは264億円となり、独立行政法人等及び市町村は増加したが、国、北海道、地方公社及びその他の発注者の減少により、前年同月比では23.7%の減少となっている。

発注者別で多いのは北海道、市町村、国、独立行政法人等などの順となっており、前年同月比では独立行政法人等、市町村が増加し、国、北海道、その他、地方公社が減少となっている。

ブロック別保証請負金額は道央、道東、道北、道南の順となっており、地域別前年同月比では日高、十勝、上川、後志、留萌が増加し、胆振、釧路、渡島、空知、宗谷、檜山、根室、石狩、オホーツクが減少となっている。

累計では前年同期比3.7%増

11月累計 (令和2年4月—11月)

11月までの累計保証請負金額の取扱いは8776億円となり、前年同期比では3.7%の増加となっている。

発注者別累計では国、市町村、北海道、独立行政法人等などの順となっており、前年同期比では独立行政法人等、市町村、北海道が増加し、国、その他、地方公社が減少となっている。

ブロック別累計では道央、道東、道北、道南の順となっており、地域別前年同期比では9地域が増加し、5地域が減少。おもな増加地域はオホーツク、渡島、後志、宗谷などとなっている。

電材流通新聞2021年1月10日号掲載