1.はじめに
株式会社椿本マシナリー(社長:藤井 幸博 本社:大阪市西区、椿本チエインの100%子会社)は、国内最速級の自動封函と送り状の自動貼付を一気通貫で実現する自動システム「つばきハイスピードパッキングシステム」を新発売いたします。
物流業界において、多品種少量の出荷ニーズへの対応、梱包サイズのバリエーション拡大等により、梱包出荷作業は多くの人手を要する工程となっています。同時に、物流コスト低減や人員不足による自動化設備への要求もますます高まっています。
これらの梱包出荷工程の課題解決に向けて、株式会社イシダと共同開発したのが「つばきハイスピードパッキングシステム」です。
「つばきハイスピードパッキングシステム」は、梱包箱サイズに応じてアームを自動調整するアーム可変式の自動封函機、高速で送り状を自動貼付する機能(オートラベラ―)を標準装備。サイズの異なる段ボールをランダムで自動封函・送り状を自動貼付するシステムとして、国内最速級の1250ケース/時(約21ケース/分)の能力を発揮します。2.「つばきハイスピードパッキングシステム」の特長
(1) 高い封函処理能力により、人員コストを大幅削減
- 最大1250ケース/時の封函処理能力
- 対象箱サイズ内であれば、ランダムに流れてきても封函処理が可能
- 箱の投入以降、①納品書スキャン、②自動封函、③送り状貼付、④検査照合スキャン、の4工程を自動化
以上により、人員コストの大幅削減を実現します。
(2) 梱包箱の幅広いサイズに対応
郵便ポストに投函できるコンパクトサイズ(高さ50mm)にも対応可能。
インターネット通販をはじめ、各業界のEC(eコマース)における出荷作業等、幅広いユーザーニーズに柔軟に対応できます。■封函サイズ例
(3) 各社運送会社専用ラベルの取り扱い可能
1ラインで複数社分の印字も可能です。
3.用途
物流センターおよび生産ライン等の封函・送り状貼付の自動化
4.販売計画
2022年度 5台、2025年度 15台
5.発売日
2022年4月25日
*「つばきハイスピードパッキングシステム」は、当社のラボ「KISAI BASE」にて、稼働情報をご覧いただけます。
【KISAI BASE】
〒347-0111 埼玉県加須市鴻茎3200-1
株式会社流通サービス 騎西物流センターB棟
公式プレスリリースはこちら: 椿本マシナリー、国内最速級の自動封函とラベラーシステム 「つばきハイスピードパッキングシステム」新発売