日本カーバイド工業 空中ディスプレイ用リフレクター 「VR能 攻殻機動隊」に提供

 日本カーバイド工業は8月22日、10月13〜15日に東京建物Brillia HALL(豊島区立芸術文化劇場:東京都豊島区)で上演される「VR能 攻殻機動隊」に、同社の空中ディスプレイ用リフレクターが使用されると発表した。

 「攻殻機動隊」は士郎正宗・原作で、近未来の電脳化社会を舞台に架空の公安組織の活躍を描いた漫画。これまでに、テレビアニメや劇場版アニメ、小説、ハリウッド映画、ゲームなど、さまざまな形でリメイクされている。「VR能 攻殻機動隊」は、この「攻殻機動隊」を日本の誇る古典芸能である能で表現した。

 舞台上に再現される仮想現実空間に使用される「空中結像技術(AIRR)」に、同社は空中ディスプレイ用リフレクターを提供する。このAIRRにより、VR用のゴーグルがなくても舞台上の仮想現実空間を観ることができる。なお、能の舞台では初めての試みとなっている。

 同社は、道路標識や海外のカーナンバープレートに使用される再帰反射シートを長年提供してきたことから、反射材(リフレクター)を用いて、再帰反射方式で空中に映像を再表示させる空中ディスプレイ技術を開発している。

電線新聞 4331号掲載