ヒロセ電機 MTシリーズを一般販売 かん合時IP67の防水性能

 ヒロセ電機は、モーターの配線作業性を改善するレバーロック式のインタフェースコネクタ「MT」シリーズの一般販売を開始した。

 同製品は、レバーロックを倒すだけでかん合作業が完了するため配線作業を効率化でき、電源信号複合により接続部の省スペース化に貢献する。

 近年、スマートファクトリー化により産業用ロボットの需要が大きく伸びているが、特に協働ロボットにおいて小型化のニーズが増えている。一方で、ロボットの駆動部に搭載されるモーターは、電源、信号、ブレーキ接続と、用途別に配線する必要があり、インタフェース部を広く占有していた。また従来のコネクタは、ねじで留めるタイプが多く、配線作業に時間がかかる上に、ねじの緩みにより防水性能に不具合が生じる恐れがあった。

 同社は、これらの課題を解決すべく、レバーロック式インタフェースコネクタ「MT」シリーズを開発した。電線・信号・ブレーキを複合にすることで、モーター接続部の占有面積の省スペース化を実現し、機器の小型化に貢献する。さらにレバーを倒すだけでロックが完了するため、配線作業の時間短縮につながる。また、ねじを使用しないため緩む心配がなく、かん合状態でIP67の防水性能を確保する。さらに、産業機器の使用環境に適した高い耐振性も確保している。

電線新聞 4343号掲載