NOKは1日、同社グループのメクテックとヤーマンが共同開発した「ハイドゲル付きストレッチャブルFPC」が、ヤーマンの新製品に採用されたと発表した。このFPCが採用されたのは、1日から発売しているウェアラブルEMS美顔器「デザインリフモ・モア」に装着する口もと用の電極シート「ストレッチフィットシート」だ。
「ハイドゲル付きストレッチャブルFPC」は、全方位に伸縮して身体にフィットしながら効率よくEMSの電気信号を伝えるFPC。今回の採用は、23年11月に発売された、目もと専用EMS美顔器「デザインリフト」に続いて2度目となり、前回同様にメクテックの牛久事業所(茨城県牛久市)で生産される。
メクテックは、FPCのリーディングカンパニーとして、材料開発・機能に応じた形状・回路設計が強みで、電子機器の進化に貢献している。「ハイドゲル付きストレッチャブルFPC」は、同社独自の技術で、本来は伸縮性のないハイドロゲルをストレッチャブルFPCに追随するように加工したもの。