中国電力・四国電力 西日本に甚大な被害 平成30 年7月豪雨による 中国・四国地方の設備被害状況 

6月28 日から7月8日にかけて、西日本を中心に広い範囲で記録的な大雨となり、各地で甚大な被害を受けた。
中国電力は、7月8日20 時00 分時点の設備被害や停電状況を以下のとおり公表した。
【配電設備】
・高圧配電線の断線等119 箇所(うち24 箇所復旧済)
・電柱倒壊、折損、流出等222本(うち6本復旧済)
・ 柱上変圧器等の破損等4台

【変電・送電設備】
・変電設備2箇所(浸水)
・送電設備1箇所(コンクリート柱傾斜)

【発電設備】
・ 水力発電設備1箇所(放水路への土砂流入)
7月12 日16 時時点の停電状況は、以下のとおりである。
・現在停電中:約580 戸
・延べ停電数:約19万3 000 戸
・ 総数:約540万2 518 戸
また、7月9日19 時時点における四国電力エリアの停電状況は、約800 戸となっている。

オーム社「電気と工事」2018年9月号掲載