ロボットアイデア甲子園! 大阪地区代表が決定

最優秀賞は若山湊大さんハンド共有化の調理ロボ

南出市長(右)と若山さん(左)

 「ロボットアイデア甲子園!」の大阪大会発表会が5日、大阪泉大津市の泉大津商工会議所で開催され、地区代表者が決定した。同大会は全国22カ所で予選が開催され、今年は参加学生も過去最大となっている。各地区予選の最優秀者が12月に東京で開催される全国大会で最終プレゼンを行い、全国最優秀者1人が決定される。主催は(一社)日本ロボットシステムインテグレータ協会(SIer協会)で、共催は同協会の幹事企業でもあるHCI、実行委員長はSIer協会副会長兼HCI長の奥山浩司氏が務める。ほか三菱電機や川崎重工等の大手ロボットメーカーが特別協力に名を連ね、近畿経済産業局や大阪府教育委員会等の後援など多くの企業・団体の協力を集めており、電線業界からは光昭や沖電線、三鈴も協賛している。今回の大阪大会では、書面審査で選抜された10人の学生が各自プレゼン発表を行った。最終審査の基準は、創造性、社会性、実現性、市場性、アピール性といった実際のビジネス現場に活かす具体的なビジネスプランに加え、プレゼンの表現力も加味された。

電線新聞 4372号掲載