当社社員と国立大学法人宇都宮大学 共同研究者で執筆した研究開発論文が学術雑誌に掲載されました。
タイトル
「Long-Distance Aerial LED Signage for Outdoor Use With AIRR Optics Utilizing a Fresnel Lens
-フレネルレンズを用いたAIRR光学系による屋外用長距離空中LEDサイネージ-」要旨
本研究では道路交通情報の提供にも利用可能な、屋外デジタルサイネージ用の空中ディスプレイとして、再帰反射による空中結像技術（AIRR）を開発しています。屋外環境における空中ディスプレイの利用においては、十分な表示輝度の確保が大きな課題となります。そこで、AIRRの特性に最適化した光源を新たに設計・開発し、屋外における空中像の視認性実験検証を行い、屋外環境でも視認可能であることを確認しました。本論文では、これらの実験成果に基づき、空中ディスプレイの屋外利用の可能性について報告します。
屋外実験時の空中像
(a)～(c)は空中像の輝度を変更したときの写真
注：掲載雑誌に使用した図に和文説明を追加掲載
掲載雑誌名：「IEEE Open Journal on Immersive Displays」論文についてこちらからご覧ください。
URL：https://ieeexplore.ieee.org/document/11021306著者
Shinya Sakane¹‛² Koji Yoshikawa², Shiro Suyama¹ and Hirotsugu Yamamoto¹
Utsunomiya University¹ Seiwa Electric Mfg. Co., Ltd.²
公式プレスリリースはこちら:当社社員の論文掲載について
