アイホン 新集合住宅インターホンシステムを発売

コンシェルジュサービスのサポート機能を充実

アイホンは、高級マンションにおけるコンシェルジュサービスのサポート機能を充実させた、新しい集合住宅インターホンシステム「VIXUS ADVANCE(ヴィクサス アドバンス)」を今年10月から発売する。
「VIXUS ADVANCE」は、マンションにおけるコンシェルジュサービスのサポート機能をさらに充実させることにより、入居者の満足度向上を目指している。
サポート機能の一例として今回、フロントの管理室親機と管理用パソコンの連携機能を新たに設け、管理用パソコンから各住戸へメッセージやアンケートの配信を可能とすることで、入居者に対してよりきめ細かなサービスの提供を可能にした。
また、複数の住戸での警報内容が管理用パソコンで同時に確認できるので、住戸の異変を迅速に把握することができ、マンション全体のリスク管理の向上が図られる。

入居者へのサポートとしては、スマートフォンとの連携機能を搭載し、専用アプリを使用することで外出先でも自身のスマートフォンで来訪者の確認や通話、宅配ボックスの着荷通知の確認、さらには火災やガス漏れの警報表示を受けることができる。
 ■コンシェルジュサービスのサポート機能
管理用パソコンから各住戸へメッセージやアンケートを配信して、その回答等の確認ができる。
管理用パソコンで複数住戸の警報内容を同時に確認できるため、住戸の異変を迅速に把握することができる。
 ■コミュニケーション GUI(グラフィカルユーザーインターフェース)技術を駆使して直感的な操作を可能とした。説明文も表示されるので、初めて操作や設定をするときも分かりやすい。
外国人入居者のユーザビリティに配慮し、メニュー画面を英語表示への切り替えも可能。
外出先でもスマートフォンで来訪者の確認や通話ができるほか、火災等の警報表示や宅配ボックスの着荷、通知来訪者の録画された画像が確認できる(録画画像確認サービスは有料)。
フロントでの預かり物等の連絡を、集合玄関機にメッセージとして流すことができ、メッセージは任意で作成が可能で最大で10種類のメッセージが登録できる。
ラウンジやゲストルーム等の共用施設に設置した住宅情報盤と各住戸間の内線連絡を可能にした。
住宅情報盤からゲストルームなどの共用施設の予約ができる。
 ■セキュリティ
来訪者が集合玄関機から住戸を呼び出すと、来訪者を自動でズームする。
住戸ごとに集合玄関機の暗証番号を設定できるため、セキュリティが強化される。
 ■デザイン
住宅情報盤はマンション向けインターホンで最薄の奥行き12mm。

電材流通新聞2018年2月22日号掲載