一般の部の出場者は全都道府県から選出
12月1日、横浜アリーナに会場を移しスキル競いあう
ライブ配信も準備会場の横浜アリーナ
全日本電気工事業工業組合連合会は12月1日、横浜アリーナで「第4回電気工事技能競技全国大会」を開催する。4年ぶりの開催となる今回、「Go for it! その技術が未来を救う」をテーマに、全国の各ブロックから選抜された電気工事士が互いのスキルを競い合う。
電気工事技能競技全国大会はこれまで、平成26年11月に第1回大会、平成28年11月に第2回大会、平成30年11月に第3回大会を開催。第1回は「大会のカタチを作る」、第2回は「大会の内容を充実する」、そして第3回は「大会のカタチと内容の充実を再度検証した大会を目指す」との考えで実施してきた。
第4回大会は当初、一昨年11月25日に開催予定だったが、折からの新型コロナウイルス感染拡大を受けて令和4年度に延期された。
出場枠については、かねてから全都道府県からの選出が検討されてきたが、横浜アリーナに会場を移して実現の運びとなった。一般の部が各工組から1人選出の48人のほか、各ブロック連合会に加算権利枠として1人の選手枠が与えられる(関東は2人)。女性組合員の部は今回から全ブロックから代表1人選出の9人となり、高校生の部は前回同様全国工業高等学校校長協会から推薦の9人となっている。
出場の応募については9月下旬までに受付を締め切り、11月上旬に全部門の最終技能競技課題を公表する。
競技は、学科(前日実施)と技能を実施し、技能は課題に基づいて競技パネルに作品を完成させるものとなっている。
また、大会規模の拡大による遠隔からの応援(視聴)希望者の増加や感染症の状況等も考慮し、ライブ配信も準備を進めている。