日本電設工業協会(後藤清会長)は15日、大阪市内で「JECA FAIR 2018」製品コンクール受賞製品に関する記者発表を行った。
57回目を迎える今回は、55社がエントリー。記者発表前に行った表彰委員会で受賞製品14点を決定した。
国土交通大臣賞には三菱電機の「B/NET統合検針システム」、経済産業大臣賞には東芝インフラシステムズの「リチウムイオン蓄電池搭載無停電電源装置」、環境大臣賞には東芝ライテックの「LED高天井器具軽量タイプ」がそれぞれ受賞した。
このほか、中小企業庁長官賞、独立行政法人労働者健康安全機構労働安全衛生総合研究所所長賞、大阪府知事賞、大阪市長賞、一般社団法人関西電気保安協会理事長賞、一般社団法人日本電設工業協会会長賞、一般社団法人日本電設工業協会奨励賞を計11社が受賞した。
審査委員長を務めた小黒賢一国土交通省設備・環境課長の代行として出席した本間大策課長補佐が「各社の優れた英知の集成と努力の結果、展示会のテーマにふさわしい製品が揃った。働き方改革など生産性の向上や省エネ・創エネ・蓄エネといった地球温暖化対策、電気保安の確保や労働者の安全対策の向上など、受賞に至らなかった製品を含めて高い技術力に裏付けられた素晴らしい製品ばかりだった」と講評を述べた。