【河村電器産業】プレトラックコンセントを寄進 京都市の聖護院門跡へ

聖護院門跡

プレトラックコンセント

河村電器産業(本社・愛知県瀬戸市、水野隆一社長)はこのほど、京都市の本山修験宗総本山 聖護院門跡(京都市左京区)へトラッキング火災を防ぐプレトラックコンセントを寄進し、その設置を終えた。
同コンセントは、ほこりが原因で発生するトラッキング火災を防止するもの。トラッキング現象を検知すると、アラームを鳴らし電気を自動で遮断する。
同社は今年、創業100周年を迎えるが、一貫して「電気を安全に使用するための製品作り」をコンセプトにしており、その培った技術でプレトラックコンセントを開発。
現在、全国各地の重要文化財、歴史的価値のある建物・施設へ設置する取り組みを進めおり、その一環として今回、京都市の聖護院門跡へプレトラックコンセントを寄進したもの。
本堂、宸殿、寺務所、トイレなどに計39個のプレトラックコンセントを設置しており、トラッキング火災の防止に役立てる。
同社は今後も、重要文化財や歴史的価値のある建物・施設などへの「プレトラックコンセント」の設置を推進し、電気火災の防止に貢献していく方針。

寺務所に設置したプレトラックコンセント

電材流通新聞2019年2月7日号掲載