省エネセンター「2019年度省エネ大賞」募集

経済産業大臣賞など表彰 募集締め切りは6月20日

省エネルギーセンターは現在、2019年度省エネ大賞の募集を行っている。6月20日締め切り。応募は、「省エネ事例部門」と「製品・ビジネスモデル部門」の2部門。それぞれ経済産業大臣賞など5つの表彰があり、40を超える事例・製品が表彰される。地区発表会を経て、受賞者は来年1月末に表彰される予定。

省エネ大賞は、省エネルギー意識、活動および取組みの浸透、省エネルギー製品等の普及促進に寄与することを目的とし、平成23年から同センターが経済産業省の後援を受け、主催している。

【省エネ事例部門】
企業や組織全体あるいは、工場や事務所等での省エネの取組み、現場における小集団活動等により、優れた省エネルギー活動を推進し、成果をあげた事業者が対象。
内容としては、ビル・工場等の設備投資をともなう大規模な取組みのみならず、既設設備の改善、改造やメンテナンス、管理運用による応募を歓迎する。
省エネルギー活動にはピーク電力抑制・ピークシフト等の節電への取組みを含み、事業者には企業(大企業及び中小企業)、団体、自治体等の各種機関を含む。

〈審査評価項目〉
①小集団活動分野以外
●(1)先進性・独創性●(2)省エネルギー性●(3)汎用性・波及性●(4)改善持続性

②小集団活動分野
●(1)テーマ選定理由●(2)活動における創意工夫(体制、独創性、汎用性・波及性、改善持続性等)●(3)省エネ成果

【製品・ビジネスモデル部門】
原則今年11月1日までに国内で購入可能な優れた省エネルギー性を有する製品(業務用・家庭用製品のほか、輸送分野の製品や住宅・ビル等建築分野の製品、及び各製品の要素製品や部材を含む)、または省エネルギー波及効果の高いビジネスモデルを開発した事業者が対象。
省エネルギー性及び省エネルギー波及効果には節電効果も含む。

〈審査評価項目〉
●(1)開発プロセス●(2)先進性・独創性●(3)省エネルギー性●(4)省資源性・リサイクル性●(5)市場性・経済性●(6)環境保全性・安全性
書類審査を通過した応募者は、9・10月に開催される地区発表会(小集団活動分野はビデオ審査)で発表内容が審査され、来年1月末開催予定の「ENEX2020 第44回地球環境とエネルギーの調和展」で表彰される。
地区発表大会では、上記評価項目に加えてプレゼンテーション技術も評価項目となり、優秀プレゼンテーション賞として表彰される。

《地区発表会》
■中日本地区(名古屋会場)
9月10日(火)予定
■西日本地区(大阪会場)
9月11日(水)予定
■東日本地区(東京会場)
9月18日(水)・19日(木)予定

 《問い合わせおよび応募申請書類提出先》
〒108-0023
東京都港区芝浦2丁目11番5号 五十嵐ビルディング
一般財団法人省エネルギーセンター省エネ大賞事務局
電話03-5439-9773、ファクス03-5439-9777

公式ホームページ→ https://www.eccj.or.jp/bigaward/start19/index.html

電材流通新聞2019年5月20日号掲載