【DXアンテナ】 賃貸住宅のWi―Fi構築に最適なソリューションを提案

短工期でWi―Fi構築実現
ECGシリーズなどが好評

近年、インターネットは第4のインフラとも呼ばれ、スマートフォンから操作することのできるIoT家電製品などWi-Fi環境を前提とした商品・サービスが普及しつつある。このような市場環境を背景に、賃貸住宅の入居率を高め空室対策にもつながるWi-Fi導入もまた需要が高い。
こうした状況のなか、DXアンテナでは、賃貸住宅のWi-Fi構築に最適なソリューション提案している。

以前より好評の「高速同軸線モデムシリーズ」に加え、今年4月に「無線LAN付高速同軸線モデム・ECGシリーズ」を発売した。LAN配線工事ができない建物でも既存のテレビ共同受信設備を利用することで、短工期でWi-Fi構築を実現する。
ECGシリーズは、既設のテレビ共同受信設備を利用して構築するために新たなLAN配線工事が不要で、「宅内工事を行う際の入居者との日程調整が難しい」「建物が古くLAN配線工事が困難」などこれまでの課題をすべて解決する。各部屋での作業は子機をテレビ端子に接続するのみの簡単設置で、最大通信速度1Gbpsの高速通信を実現する。
親機1台につき子機は最大30台まで接続可能なほか、「無線LAN付高速同軸線モデム(子機)・ECG12W1S」と組み合わせることでWi-Fi構築をより容易にする。
ECG12W1Sは、従来の子機(ECG12T1)に無線アクセスポイントを組み合わせたもので、別途ルーターを設置しなくてもすぐにWi-Fi環境が手に入る。最新の無線通信規格(IEEE802.11ac)に対応し、従来の規格よりも転送できる情報量が大幅にアップしている。
また、賃貸住宅の管理業務をより円滑にする「DX監視サービス」を利用することで複数の建物内に設置された高速同軸線モデムおよびネットワーク機器の状態を遠隔で確認でき、集合住宅以外にも宿泊施設など早急にWi-Fi環境を整えたい施設に適する。

同社では、エレコムブランドのネットワーク関連機器や新4K8K衛星放送、設置環境に合わせたセキュリティカメラなどを組み合わせることで、入居率上昇や空室対策のための付加価値をワンストップで提供する。

電材流通新聞2019年10月10日号掲載