横河計測 光パルス試験器AQ1210 A5サイズで10時間動作

 横河計測は、光パルス試験器(OTDR)の「AQ1210」シリーズと、OTDR用光スイッチ「AQ3550」を主軸に出展する。

 AQ1210は、高い操作性、作業効率、信頼性を誇り、同社が光ファイバ通信黎明期から培ってきた技術が存分に生かされている。A5サイズの本体に5.7インチのタッチスクリーンを搭載し直感的な操作が可能で、バッテリー動作は10時間。また、PON回線をモード設定なしで自動測定が可能で、スプリッタ分岐後のドロップケーブルで発生した障害を正確に探索して修復できる。さらに作業効率化を図る機能としては、多心ファイバ測定、PDFレポートの作成、本体での豊富な波形解析などが可能だ。

 AQ3550は、素線・ケーブル開発の次世代通信向け新規格の評価試験に適し、多心ケーブル評価試験の効率化を実現した。OTDRと連動して、12本の光ファイバを連続測定することができる。

電線新聞 4317号掲載