北海道地区の 公共工事動向 8月

保証請負金額 704億円 前年同月比 8.5%減
累計でも3.2%の減少

北海道建設業信用保証はこのほど、8月の北海道地区公共工事動向を発表した。

8月単月

8月の保証請負金額の取扱いは704億円となり、市町村及びその他の発注者は増加したが、国、独立行政法人等及び北海道の減少により、前年同月比では8.5%の減少となっている。
発注者別で多いのは市町村、北海道、国、その他などの順となっており、前年同月比では市町村、その他が増加、国、独立行政法人等、北海道が減少となっている。
ブロック別保証請負金額は道央、道央、道東、道北、道南の順となっており、地域別前年同月比では胆振)、留萌、上川、空知、宗谷、 檜山が増加、石狩、渡島、釧路、オホーツク、 根室、後志、十勝、日高が減少となっている。

8月累計(令和3年4月—8月)

8月までの累計保証請負金額の取扱いは7180億円となり、前年同期比では3.2%の減少となっている。
発注者別累計では国、市町村、北海道、独立行政法人等などの順となっており、前年同期比では国、独立行政法人等、その他が増加、北海道、市町村、地方公社が減少となっている。
ブロック別累計では道央、道東、道北、道南の順となっており、地域別前年同期比では5地域が増加、9地域が減少。おもな増加地域は上川、十勝、後志、胆振、おもな減少地域はオホーツク、釧路、宗谷、空知などとなっている。

電材流通新聞2021年10月14日号掲載