株式会社イズマサ 代表取締役社長 伊津 元博氏
治水や防災対策 微力ながら支援を
このたびの台風15号、19号で被災された皆さまに謹んでお見舞い申し上げるとともに、被災地の一日も早い復旧・復興を心からお祈りします。
自然災害の規模や被害の大きさは年々増しており、社会的に防災や減災対策への機運が高まってきた。政府では国土強靱化に向け、緊急3カ年対策に約7兆円規模の予算投入を始めており、補正予算で追加策も講じる。気候変動の影響を踏まえた水利ダムや治水対策の強化などのインフラ整備に動き出した。その際に各所で様々な品種の電線ケーブルが必要となる。電線業界の一員として、微力ながらも支援できればと考えている。
また、光ファイバセンシングを用いた防災への取り組みも、欠かせない。河川や道路に光ケーブルを配備し、河川の水位や道路状態を光ファイバでリアルタイムにモニタリングすることで、水害や災害の早期予知や避難に役立てればと思う。