川口翼選手(新潟・千代田設備)が優勝、厚労大臣賞獲得
第57回技能五輪全国大会が、11月15日から18日の4日間、愛知県で開催された。愛知県国際展示場(愛知県常滑市)で開催された配管職種には49名(うち女性3名)が参加し、川口翼選手(新潟・千代田設備)が優勝、厚生労働大臣賞を受賞した。
競技時間は6時間10分(打切時間7時間)で、当日公表された課題に従って参加選手は配管組立て作業に取り組んだ。競技終了後、公開水圧審査、測定審査が行われ、主催者による成績会議で入賞者が決定し、18日の閉会式で表彰された。優勝した千代田設備の川口翼選手(新潟県)には厚生労働大臣賞が授与された。
若年層の人材育成に注力している全国管工事業協同組合連合会からは、幹部らが大会を視察して選手を激励したほか、主催者からの要請に基づいて競技主査、競技委員を派遣し課題作成、競技実施運営、採点審査などを行った。
なお、第58回技能五輪大会は来年11月に愛知県で開催される予定。
今大会配管職種の入賞者は以下のとおり(敬称略)。
金賞=川口翼(新潟県・千代田設備)
銀賞=花木龍真(東京都・西原工事)、宮本唯太(栃木県・関電工北関東・北信越営業本部栃木支店)
銅賞=諸澤明良(茨城県・関電工東関東営業本部茨城支店)、小田原渓太(栃木県・関電工北関東・北信越営業本部栃木支店)
敢闘賞=板橋優斗(茨城県・関電工東関東営業本部茨城支店)、上野裕樹(栃木県・田中工業)、宮永優馬(東京都・西原工事)、小川竜仙(茨城県・茨城県立産業技術短期大学校併設水戸産業技術専門学院)、松本幸大(島根県・新和設備工業)、田中真也(栃木県・栃木県立県央産業技術専門校)、川合健太郎(栃木県・田中工業)、長尾彰悟(島根県・島根電工)、油谷拓海(秋田県・山二施設工業)、永山汰一(宮崎県・宮崎県立産業技術専門校)。