【遠藤照明】オンライン発表会 次世代調光調色シリーズ 「Synca(シンカ)」

遠藤照明は3日、8月に発売予定の次世代調光調色シリーズ『Synca(シンカ)』のオンライン発表会を開催した。

『Synca』は、限りなく自然に近い人工の光をつくり出すとともに、従来は専用の照明器具でしか実現できなかった高い演色性(本来のモノの見え方)と色味調整機能やカラー演出機能も備える。「快適性の向上」と「特別感の演出」の実現をねらいとし、「整える」「寄り添う」「魅せる」「彩る」の4つの観点から光の「色」と「演出」を追求した。

「快適性の向上」と「特別感の演出」については、「健康的な生活のために体内リズムを整え質の良い睡眠を得る」「生産性向上のために一人ひとりに合ったはたらく環境をつくり出す」「こころを満たすために美しさやおいしさといった魅力を高める」ことを目指す。

操作は、無線コントロールシステム「Smart LEDZ Fit/Fit Plus(スマートレッズ フィット/フィットプラス)」の専用アプリ(無料)で行う。通常モードと演出モードではそれぞれ異なるユーザーインターフェイスを採用しており、どちらも直感的な操作で使いやすさにこだわる。

遠藤邦彦社長は、今後の営業展開について「昨年発売の『Smart LEDZ Fit』は、電材卸店ならびに電気工事店の皆様のおかげで施主の皆様にも大変喜んでいただいているが、今回の『Synca』も自信をもって販売していただけるものと確信する。生産性向上の観点から、設計の負荷がかからないことや工事の手間がかからないといった省力化にもこだわった付加価値を提供したい」と強調した。(製品詳細は後日)

電材流通新聞2020年6月11日号掲載