【国土交通省】令和元年度の建設総合統計を発表 出来高総計55兆2579億円 (前年度比1.2%増)

民間減少も公共は増加

国土交通省はこのほど、令和元年度の建設総合統計を発表した。出来高総計は前年度比1.2%増となり、そのうち民間総計は同1.8%減、公共総計は同5.8%増となった。

出来高総計は、前年度比1.2%増の55兆2579億円で2年度ぶりの増加となった。
そのうち、民間総計は前年度比1.8%減の32兆6619億円で5年度ぶりの減少、公共総計は同5.8%増の22兆5959億円で2年度ぶりの増加となった。
民間総計の内訳は、建築が前年度比1.7%減の26兆5184億円で5年度ぶりの減少、土木が同2.2%減の6兆1435億円で8年度ぶりの減少となった。建築のうち、居住用が同2.4%減の15兆9230億円で5年度ぶりの減少、非居住用が同0.5%減の10兆5954億円で7年度ぶりの減少となった。
公共総計の内訳は、建築が前年度比7.7%増の4兆1644億円で2年度ぶりの増加、土木が同5.4%増の18兆4315億円で2年度ぶりの増加となった。建築のうち居住用が同8.4%増の5451億円で4年度ぶりの増加、非居住用が同7.6%増の3兆6193億円で2年度ぶりの増加となった。

電材流通新聞2020年6月11日号掲載