8月 近畿地区の公共工事動向

件数減少も請負金額増加

西日本建設業保証はこのほど、8月の近畿地区6府県の公共工事動向を発表した。

8月単月


件数は前年同月比4・4%減の1750件、請負金額は同5・2%増の1052億6500万円となり、件数は減少となったものの、請負金額は増加となった。
これを発注者別の請負金額でみると、国で大幅減、独立行政法人等で2ケタ減、市町村で微減となったものの、その他公共的団体で著増、都道府県で2ケタ増となった。
場所別の請負金額でみると、京都で減少、奈良で前年並となったものの、和歌山で大幅増、滋賀で2ケタ増、大阪で増加、兵庫で微増となった。

8月累計

(令和2年4月—8月)

件数は前年同期比6・8%減の8461件、請負金額は同15・2%増の8011億100万円となり、件数は減少となったものの、請負金額は2ケタ増となった。
これを発注者別の請負金額でみると、国で2ケタ減となったものの、独立行政法人等で倍増、その他公共的団体、都道府県で2ケタ増、市町村で増加となった。
場所別の請負金額でみると、大阪で減少となったものの、京都で著増、奈良、和歌山で大幅増、滋賀で2ケタ増、兵庫で増加となった。

電材流通新聞2020年10月15日号掲載