【富士電線工業】 仕様書・編集ダウンロードシステムサービス開始 資料類の有料化も実施

富士電線工業(大阪府柏原市)は、VVFケーブルをはじめとした市販在庫販売製品の「仕様書・編集等ダウンロードシステムサービス」などをスタートした。併せて、これら資料類の有料化も実施する。
同社では、これまで同社製電線ケーブルの仕様書を、ホームページから無料でダウンロードできるサービスを実施してきた。
今回、これに加えて新たに「仕様書・編集等ダウンロードシステムサービス」を8月3日から開始。この新システムは、利用者自身が同社製品の各種仕様書・図面における表紙タイトルや宛名、件名の項目を自由に選択し、編集できるのが、大きなメリット。利用者が編集することによって仕様書作成の効率化、時短が図れる。VVFケーブルなどの電線ケーブルを使用する最終ユーザーは速やかに仕様書・図面を手に入れることができる。
また、表紙タイトルの名称については、仕様書、承認図、完成図など7種類から選択編集が可能だ。
新システムを用いるには、仕様書・図面ダウンロードシステムURL(https://www.fujiewc.co.jp/spec/login)にアクセスしてユーザー登録し、IDやパスワードを取得するだけ。編集の履歴保存も利用でき、登録、ダウンロードは、いずれも無料。
なお、現在、実施している電線ケーブルの仕様書ダウンロード(宛名、件名、角印なし)サービスについては、引き続き無料で行う。
一方、資料類で有料化となるのは、今回の新システム対象タイトルの仕様書などを紙ベースで印刷・製本送付する場合。また、試験成績書、出荷証明書、非該当証明書などの資料を、製本送付する場合も有料となる。ただ、試験成績書などをEメールのみで送受信する際には無料になる。料金は、発送1包あたり1千円。有料化の開始は、10月1日から。

【仕様書・編集等ダウンロードシステムサービス】=ログインは、次の手順で行える。①新規登録枠内の「メールアドレス」に利用客のメールアドレスを入力し、送信をクリックする。②登録メールが届くので、メール本文のURLをクリックし登録画面を開く。③利用者登録画面が開かれるので必須事項を入力する。④利用規約、プライバシーポリシーのチェックボックスにチェックを入れ利用者登録をクリックする。⑤登録したメールアドレスに、ログインIDとパスワードが記載されたメールが届く。⑥メールに記載されたログインIDとパスワードを、ログイン画面のID欄、パスワード欄に、それぞれ入力する。⑦HOME画面が表示され、仕様書作成が可能になる。

電線新聞 4250号掲載