丸文 AIロボ「Kebbi Air」がTAISコードを取得

 丸文は8月21日、同社が取り扱う台湾・NUWAロボティクス社製AIコミュニケーションロボット「Kebbi Air」が、テクノエイド協会の福祉用具情報システムに正式登録され、TAISコードを取得したと発表した。

 丸文は、24年3月にNUWAロボティクス社と資本提携を行い、NUWAロボティクスジャパンと販売代理店契約を締結した。同社の「Kebbi Air」と、関連ツールの取り扱いを開始し、介護・医療市場に向けて独占的に販売している。

 「Kebbi Air」は、介護施設、オフィス、商業施設などで活用されている。一例として、飲食店では座席案内・配膳・インタラクション、小売業ではスマート会話・集客、医療施設では受付・遠隔医療・検温、検体の回収などを行う。

 今回、「Kebbi Air」がTAISに登録されたことで、一部の自治体では2025年度の介護テクノロジー導⼊⽀援補助の補助対象となる。介護事業者や⾃治体は、数多くの製品の中から安⼼して「Kebbi Air」を検討することが可能となった。

 TAISは、テクノエイド協会が運営する「企業情報」や「福祉⽤具情報」を収集・発信するシステム。介護事業者や⾃治体、ケアマネジャーなどが適切な福祉⽤具を選定する際の、重要な情報源として広く活⽤されている。

電線新聞 4405号掲載