【ダイキン工業】令和元年 東京の夏の空気感調査

“普通の暑さではない”が6割強

ダイキン工業はこのほど、東京生まれ・東京育ちの男女500人に聞いた「令和元年 東京の夏の空気感調査」の結果を公表した。(一部抜粋)

■最近の東京の夏の暑さについてどのように感じていますか
約4割が「耐えられないくらいの暑さ」(43.6%)、約2割が「命の危険を感じる暑さ」(21.6%)と回答。この2つを合わせた6割以上(65.2%)が、最近の東京の夏を“普通の暑さではない”と感じているといえる。

■最近の東京の夏が暑いと感じるのはなぜだと思いますか
最も多かったのは「湿度が高いから」(70.6%)で「気温が高いから」(68.2%)を上回る結果となった。

■東京の夏の期間はいつからいつまでだと思いますか
現在の夏の始まりは「6月上旬~中旬」、終わりは「9月中旬~下旬」で、昭和・平成の夏と比べて約50日も長くなったと思われている。

■令和の東京の夏の空気はどうなっていくと思いますか
「とても不快になる」(25.4%)、「どちらかというと不快になる」(41.2%)で、約7割(66.6%)が、「不快になる」と回答した。

■東京の夏を過ごす上で、エアコンはどんな存在ですか
現在は「生活必需品」が約9割(86.4%)を占め、東京の夏を過ごす上でエアコンはなくてはならない生活インフラとして存在していることがわかった。

■夏場のエアコンの使い方として「つけっぱなし運転」をすることがありましたか
現在、就寝時のつけっぱなし運転の実施率は54.7%、短時間の外出中のつけっぱなし運転は46.9%に達している。24時間のつけっぱなし運転の実施率は20.4%とそれほど高くはないが、他のつけっぱなし運転が増えていることから考えるとその実施率は今後増えるものと推測される。

■自宅における夏場のエアコンの設定温度は何度ですか
男性は25度(22.5%)、女性は27度(28.0%)が最多となり、世代別に平均設定温度を算出するとすべての世代で女性の方が高くなっていた。

電材流通新聞2019年8月29日号掲載