もえの展示会れぽーと【25】 「シャープビジネスフォーラム」に行ってきました!

9月10日(火)〜11日(水)にマイドームおおさかで行われた、シャープ株式会社様主催「シャープビジネスフォーラム」に行ってきました!

会場の様子

昨今、ビジネスのあらゆるシーンで自動化や効率化が進んでいます。

今回の内覧会ではそんな働き方改革を手助けする、ソリューションソフトやサイネージ、リテール、クラウドサービス、監視システムなど様々なソリューションが展示されていました。

ところどころで実演販売のお兄さん風の説明員の方が製品を面白く解説して会場を盛り上げていました。

この日は、元大阪府知事の橋下徹氏の講演会があり、多くの人が会場を訪れていました。橋下氏以外にも、評論家の宮崎哲弥氏やMentalist DaiGo氏などの講演会やビジネスに関するセミナーも開催されました。

今回も、たくさん展示されていた製品の中から、一部ご紹介します。

いつでもどこでも会議に参加できる
クラウド型Web会議システム『TeleOffice

 

インターネットとクラウドを使用して映像、音声、画像、資料を共有できるweb会議システムです。

通常のテレビ会議は、専用の機器と回線を使用して接続するものが多いですが、ウェブを使用することでインターネットがつながる環境と端末であればどこからでもリアルタイムで会議に参加することができます。

クラウドの中に会議資料を入れ資料を共有できるのはもちろん、タッチディスプレイの「BIG PAD(詳しい内容は後ほどご紹介します)」で資料に書き込んだ情報を他のモニターでもリアルタイムに確認することができます。インターネットにつながるタブレットやスマートフォンでも表示できるので、個々の端末に表示し会議資料のペーパーレス化も実現します。また共有書き込みだけではなく個人書き込みもできるので、自分だけ見られるメモを取ることもできます。

画面の右側には会議に参加している人の顔を映すことができ、遠くにいる人でも顔の表情などを確認しながら会議を進めることができます。

会議が始まってから追加したい資料や写真が出た時も、会議中にクラウドにアップすることが可能なので、メール等でやりとりをしたり、印刷しに行ったりする手間も省けます。

会議で使用した元資料・共有書き込み資料・個人書き込み資料は自動保存され、個別にファイリングすることで過去の資料を簡単に探し出すことができます。

また、クラウド内にある複数の資料を同時に表示することができるので、過去のデータとの比較などもすることができます。

会議の他にも、教育研修会やテレワークに活用したり、dynabook(株)様の「モバイルエッジコンピューティングdynaEdge DE100」と「インテリジェントビューア AR100」を利用して、スマートグラスによる現場作業の遠隔支援などにも役立ちます。

紙から情報を抽出してデータ管理ができる
OCRソリューション『Smart Paper Information Extraction System(SPIES)』

OCR(光学文字認識)とは、見積書や発注書などの紙媒体を読み取り、コンピュータが利用できるデジタル文字コードとして変換する技術です。この技術により簡単に正確な情報として抽出し、次のシステムに繋げられるようわかりやすいかたちで残すことができるのが、シャープ様が開発したOCRソリューションです。

まず、処理したい紙資料を複合機・スキャナ・タブレット端末などでスキャンし、PDFや画像ファイルにします。PDFや画像ファイルをOCR処理し、テキスト情報を生成したのち、ルールベースAIを使用して解析・補正しながら必要な情報を自動抽出します。自動抽出されたデータを確認し、間違いがあれば手動で修正して、基幹システムに保存されるという流れです。

抽出の際、あらかじめ抽出したい情報(ワード)の目印になる検索ワードを指定するだけで、近くの関連情報を自動で探し出して入力してくれます。例えば「金額:\237,956」と印刷されている場合、検索ワードとして「金額」と指定するだけで、関連情報「\237,956」を自動抽出します。自社の帳票に合わせて補正ルールを定義することもできるので、検索ワードを探す際、「金額計」や「合計金額」なども全て「合計」と認識するなんてこともできます。

また、顧客マスターに「顧客コード」と「顧客名」の情報登録しておくと、「123」などの顧客コードを抽出し、「〇〇株式会社」などの顧客名に変換することもできます。

オプションでFullWEB(図面・文書管理システム)と連携させることで、自動にFullWEBに読み込んだデータを登録してくれるので、簡単にデータの管理ができます。

自分の会社にもそろそろOCRを取り入れようかなと考えているかたは、検討してみてはいかがでしょうか?