住友電工は5月19日、ソフトバンク、テクノプロと共同で、工場を走行する作業運転車両の安全性向上を目的とした実証実験を実施し、産業用5G端末およびMECを用いたエッジAIにより、人と運転車両の接近を低遅延で検知することに成功したと発表した。
実証では、工場内に設置したカメラの映像をエッジAIで解析し、人と運転車両の接近を検知した際に現場の警告灯を点灯させ、危険を周知するシステムを構築した。
テクノプロが開発した接近検知AIを、住友電工が開発したAI機能搭載の産業用5G端末で実行する方式と、ソフトバンクの「プライベート5G(共有型)」およびMECで実行する方式で検証した。いずれの方式でも、検知から警告灯点灯までの目標遅延時間150ミリ秒以下を達成した。
同社の産業用5G端末は、AI処理用のGPUを搭載し、端末でのエッジAIにより低遅延を実現する。分散処理によりMECやクラウドの負荷低減にも寄与する。
同社は今後も、パートナー企業との共創を通じ、低遅延・高品質なデジタルインフラの実用化を進める。









