SWCC 特別高電圧用接続 加賀変電所に採用

 SWCCの154kV対応の特別高電圧用ジョイントソリューションが北陸電力送配電の加賀変電所に採用され、6月から運転を開始している。「SICONEX」のT形終端接続部と「e-Cable」を組み合わせた154kV対応ソリューションとしては日本初となる。

 電力接続工事では施工人員不足や技能者の高齢化が課題となっている。同ソリューションは端末加工から電力機器との接続、保守・管理までを一体支援する。二次元コードで施工記録・製品管理を効率化し、トレーサビリティ機能も備える。

 T形終端接続部は独自のプラグイン構造で工程を簡素化し、作業時間を短縮する。ケーブルのトラブル時も、課電口に移動用ケーブルを接続して送電できる。事前配備した移動用ケーブルを使えば、復旧期間を従来の約1カ月から約5日に短縮できるとの試算だ。

 e-Cableは、専用工具で外部半導電層をシート状に剥離できる。端末加工を簡略化し、施工品質のばらつき低減と技能者の育成期間短縮に寄与する。同ソリューションは接続信頼性を確保し、コンパクト構造で省スペース化に貢献する。

 同社は高電圧対応品の拡充を電力インフラの成長ドライバーの一つとし、国内変電市場でSICONEXのデファクトスタンダード化を目指す。

 

電線新聞 4444号掲載