富士電線工業が周知 在庫製品の完全対応

22日からRoHS改正指令の規制開始
富士電線工業が周知はかる

7月からRoHS(ローズ)指令の使用禁止物資が拡大されたのにともない、富士電線工業では在庫製品が完全対応していることの周知をはかっている。
RoHS指令は、電気・電子機器などに使用する特定有害物質を制限する欧州連合(EU)の法律。
22日より規制開始された改正RoHS指令(RoHS2)では、従来の6物質にフタル酸系4物質を加え、合計10物質が規制対象となる。
富士電線工業では、2017年7月以降、いち早く規制に対応する10物質を含まない製品の生産を開始し、現在、すでに同社在庫はそれ以前の生産品を一掃し、全製品・全サイズ・全条長ともRoHS2対応となっている。
同社では、「すべての製品を幅広いユーザーの皆様に安心しておすすめいただき、使用していただける」と安全性を強調する。

電材流通新聞2019年7月25日号掲載