【ダイキン工業】 換気に関する実態調査 コロナ禍で関心高まる

ダイキン工業はこのほど、男女500人を対象に「換気に対する実態調査」を実施した。
それによると、「コロナ禍で換気に対する関心が高くなった」という人は約8割にのぼり、「自宅で換気ができている」という人も7割を超えた。
一方、自宅の24時間換気システムを使用していない、使用しているか分からない人やほとんどのエアコンで換気ができないということを認知していない人も半数以上いた。
また、約8割の人が上手な換気の方法を知りたいと答え、自由記述の回答では「正しい換気の方法がわからない」「今の換気のやり方が合っているか不安」という声もあり、多くの人が換気に対する正しい情報を求めていることが推察される結果となった。
「直近3カ月で、換気に対する関心は高くなりましたか」という質問については、79.2%の人が「高くなった」と回答した。
また、「換気ができているか」という質問については、74.5%の人が「十分できている」「どちらかというとできている」と回答し、コロナ禍での「換気」への関心の高さがうかがえる結果となった。
その一方で、24時間換気システムを「使用していない」あるいは「わからない」人が55.8%、「ほとんどのエアコンは換気ができない」ということを認知していない人が54.4%いた。
また、77.5%の人が「上手な換気の方法を知りたい」と回答し、換気に関する困りごとについての自由記述の回答では「正しい換気の方法がわからない」「いまの換気のやり方が合っているか不安」という声があがった。

ダイキン工業はこのほど、オフィス・店舗における換気の情報をまとめたWebコンテンツを同社Webサイト上で公開した。
新型コロナウイルス感染症の流行にともなって換気に対する注目が集まるなか、同社が実施した「換気に対する実態調査」では、コロナ禍で「換気への関心が高まった」人は約8割にのぼる。
現在、全国を対象とした緊急事態宣言の一部解除が検討されており、在宅勤務や外出自粛をしている人が、今後オフィスや店舗で過ごす時間が増えると予想される。同社では、オフィスや店舗で換気をするうえで少しでも役に立つ情報や困りごとの解決につながる情報を発信したいとの思いから、Webコンテンツをを制作した。
コンテンツでは、店舗やオフィスにおける換気の基礎的な情報や効果的な方法について、「小型店舗〈道路に面した戸建ての飲食店・ショップなど〉」「小型〜中型のオフィス〈おおむね10階建て以下の小・中規模ビルに入っているオフィス〉」「窓が開かない大型ビルの中にあるオフィスや店舗」の3つに分けて紹介。簡単に理解できるよう平易な言葉や多くのイラストを用いている。

□コンテンツ概要
1、換気の基礎知識
換気とは?
汚染物質とは?
なぜ換気をしないといけないの?

2、オフィス・店舗での換気の知恵
①小型店舗〈道路に面した戸建ての飲食店・ショップなど〉
②小型〜中型のオフィス〈おおむね10階建て以下の小・中規模ビルに入っているオフィス〉
③窓が開かない大型ビルの中にあるオフィスや店舗

オフィスや店舗の換気方法まとめ
換気に関する参考サイト
▽「上手な換気の方法 〜オフィス・店舗編〜」
 https://www.daikin.co.jp/air/life/ventilation/office/index.html

電材流通新聞2020年5月21日号掲載