DXアンテナ株式会社(兵庫県神戸市:代表取締役社長 長代輝彦)は、業界トップクラスの実力(※1)の強風対策を施した「75形BS・110度CSアンテナ(耐風速90m/s)」を3月20日に発売いたします。
本製品は、近年の異常気象にも注力し、安定した品質で受信・視聴できるよう強風対策を施した、45形BS・110度CSアンテナ(耐風速70m/s)の共同受信用モデルとして製品シリーズ化いたしました。
本来、衛星放送は地上デジタル放送と違い、少しのBS・110度CSアンテナのずれでも受信障害が発生しやすく、特に共同受信用アンテナは反射鏡面サイズが大きく風の抵抗をより受けやすいため、自然災害・異常気象による台風や強風を受けてアンテナの方向ずれや変形が発生すると、焦点位置がずれてテレビが映らなくなります。
そのようなリスクを軽減するため、今回発売する「75形BS・110度CSアンテナ(耐風速90m/s)」では、現行機種(SHA751)からさらに耐風速性能を向上させました。これにより、台風や強風によるアンテナの回転や変形などのリスクが少なくなり、再方向調整工事などの手間が省け、コスト削減を実現します。
また、反射鏡面に開けた複数の穴で風の力を逃がすパンチングメタル仕様を採用し(※2)、風速90m/s(※5)の風が吹いても、変形や破壊が起こりにくい設計になります。
さらに、強風によりアームが歪み、焦点位置のズレが発生し受信できなくなることを避けるために、反射鏡とコンバーターアームの間にブラケットを挿入しボルトで固定、かつサイドアームの3箇所留めで、より台風や強風にも耐えられるよう改良いたしました。(※6)
これにより、風速50m/s(※3)までの風が吹いても安定した受信が可能になりました。
<製品の主な特長>
■新4K8K衛星放送に対応
2K・4K・8Kすべてに対応。
■反射鏡面に開けた複数の穴で風を逃がす(パンチングメタル仕様)(※2)ことで耐風速を強化
反射鏡面に複数の穴を開けることで、風が複数の穴を通り抜けるため、風圧が軽減でき、風速90m/s の風が吹いても、変形や破壊が起こりにくい設計。(※5)
■コンバーターアームとサイドアームを改良し、受信レベルを安定させ耐風速を強化
コンバーターアームをボルト2箇所留めにし、サイドアームを3箇所留めしたほか、反射鏡との間にブラケット(※6)を挿入しボルトで固定することで耐久性が強化し、上下・左右方向からの強風にも耐えられます。風圧による振動を低減することで、焦点位置からのずれによる受信レベルの低下を防止。
※1 2021年2月現在(当社調べ)
※2 パンチングメタル仕様、アンテナ意匠取得済。
※3 受信可能風速:アンテナに風圧を加えている間、電気的性能の劣化が許容範囲内であるときの最大風速。
※4 復元可能風速:アンテナに風圧が加わった後、アンテナの方向を再調整することによって、電気的性能を満足する最大風速。
※5 破壊風速:アンテナに風圧を加えている間、アンテナの一部または全部が飛散しない最大風速。
※6 ブラケット部 実用新案取得済。
※7 降雨減衰等による雨などの影響は軽減不可。品名:75形BS・110度CSアンテナ(耐風速90m/s)
型番:BC752SG
受注開始日:2021年3月20日
希望小売価格:188,000円(税別)
公式プレスリリースはこちら: 業界トップクラスの実力(※1)! 「75形BS・110度CSアンテナ(耐風速90m/s)」を新発売 共同受信用モデルを製品シリーズ化しました