メーカー各社の商品戦略
マスプロ電工
新4Kの受信状態 映像と音声で確認
現在、新4K・8K衛星放送の測定および新4K衛星放送の映像・音声を確認できるデジタルレベルチェッカー「LCV4A」を発売している。
従来の地上デジタル放送やBSデジタル放送、110度CSデジタル放送やスカパー!プレミアムサービスに加えて、新4K衛星放送の受信状態を映像と音声で確認できる。併せて、受信レベル、C/N、BER、放送局名と受信した映像を1画面で表示し同時に確認できる(スカパー!プレミアムサービス除く)。
測定画面ごとにボタンの機能が変更できるファンクションボタンを搭載し、画面上に機能名を表示できるため操作パネルに表記できなかった機能名も表示できるようになり、従来ではシフトボタンと同時押しが必要であった機能もファンクションボタンのみを押し下げるだけで実行できるようになった。
測定判定が「OK」「NG」で表示されるため信号の受信状況が容易に判断でき(判定値を任意で変更することも可能、受信レベル、MER(C/N)、BERを1画面に表示できひと目で必要なデータを確認できるので各種測定ごとに画面を切換える必要がなく作業時間の短縮につながる。受信チャンネルに加えて放送局名も表示できる。
多チャンネル測定で測定結果(受信レベル・MER(C/N)・BER)をリスト表示できるほか、地上デジタル放送を受信したときにMERとBERの測定値から判断して確認マークを表示するのでアンテナの方向調整が簡単・確実に行える。
受信レベルに加えて信号品質をあらわすMER(C/N)やBERの測定とデジタル変調の品質を視覚的に確認できるコンスタレーション表示により、高い精度でアンテナを調整できる。
DXアンテナ
マルチレベルチェッカー 信号測定の幅広がる
このほど、「マルチレベルチェッカー」を発売した。光パワーやCATV、新4K・8K衛星放送の受信レベルなど様々な信号測定に対応し、これまでと違ってデザイン性の高い洗練されたフォルムに一新。直射日光でも画面が見やすい設計で視認性に優れた7インチカラーの液晶モニターを備え、コンパクトなのに使いやすい優れたユーザビリティを実現する。
地上デジタル放送・BSデジタル放送・110度CSデジタル放送に加え、新たに光パワーおよびCATV・新4K・8K衛星放送・スカパー!プレミアムサービスの信号測定が追加となり、測定の幅がより広がった。
測定表示方法については、シングル測定として信号レベルと信号品質が同時測定できる見やすいメーター表示や今回新たに追加したデジタル変調の信号品質を視覚的に確認できるコンスタレーション表示、測定信号に対する遅延波の有無・遅延時間・レベル差を測定できるディレイ表示で確認できる。
複数のチャンネルを測定するマルチ測定でブースターのレベル確認が容易になったことや音・グラフィックによるわかりやすい信号表示となったことで、測定作業を効率的にサポートする。
肩掛けストラップ付きで落下を防ぎ、耐衝撃・耐落下・耐振動性能および防沫・防塵の高い耐久性で現場でも安心して作業できる。
そのほか、測定数値データをUSBメモリに一括書き出しできたり、リチウムイオン内蔵のバッテリー装備で長時間駆動できるなど、作業性の高い便利な機能が充実した。