日本照明工業会、日本電気協会、照明学会3団体によるあかりの日委員会は16日、東京・押上の東京スカイツリーで「第21回全国小学生ポスターコンテスト表彰式」を開催した。
今年は1138点の作品応募があり、最優秀賞1点、優秀賞10点(優秀スカイツリー賞1点含む)、入選30点を決定。最優秀賞には伊勢巧都さん(徳島市立助任小学校1年生)が、優秀スカイツリー賞には本間悠暖さん(千葉県暁星国際流山小学校4年)が選ばれた。
受賞者2人には、あかりの日委員会の鹿倉智明委員長から表彰状と副賞の図書券等が贈られた。伊勢さんは「すごくうれしい」と、本間さんは「スカイツリーの名前の入った賞をもらえてとてもうれしい」と喜びを語った。
日本照明工業会の島岡国康会長は、今回のコンテストについて「今回応募された作品はわくわく感、元気をもらえるという印象を持っている。あかりは60年くらいの単位で進歩している。最初はロウソクで生活をしていたが、その後ガス燈が登場した。そしてエジソンの電気によるあかりが発明されたわけだが、あかりの日はそれにちなんで制定されている。白熱灯から蛍光灯に、最近はLEDにと電気のあかりは進歩している。いままでは街を明るくするあかりだったが、いまは地球に優しく、暮らしが楽しくなるあかりが世の中に出てきている。我々はもっと普及するように取組みたい。あかりの日をずっと覚えていただき、年に一度は思い出していただきたい」と振り返った。
入賞作品は、東京スカイツリーで31日まで展示される。
あいさつする島岡照明工業会会長
最優秀賞の伊勢さん
優秀スカイツリー賞の本間さん
アンバサダーのパックンさん