着工床面積も3.7%減
国土交通省はこのほど、平成29年度の新設住宅着工戸数ならびに新設住宅着工床面積を発表した。それによると、新設住宅着工戸数は前年度比2.8%の減少、新設住宅着工床面積も同3.7%減となった。
3年ぶりの減少
【総戸数】
新設住宅着工戸数は前年度比で2.8%減の94万6396戸で、3年ぶりの減少。新設住宅着工床面積も同3.7%減の7582万9千平方メートルで、ともに3年ぶりの減少となった。
【利用関係別戸数】
①持ち家
前年度比3.3%減の28万2111戸で3年ぶりの減少。
②貸家
前年度比4.0%減の41万355戸で3年ぶりの減少。
③分譲住宅
前年度比0.3%減の24万8495戸で3年ぶりの減少。
内訳でみると、マンションは同3.6%減の10万8278戸で、2年連続の減少。一方、一戸建は同2.3%増の13万7849戸で、3年連続の増加となった。
【建築工法別】
プレハブは前年度比7.7%減の13万6245戸で3年ぶりの減少。
ツーバイフォーは同3.1%減の11万9695戸で3年ぶりの減少。
戸数の推移