東芝キヤリア 「ツインエアロファン」シリーズが完成

◇ダクト用換気扇「ツインエアロファン」シリーズ

省エネ性や換気扇の基本性能である換気風量のアップと快適さを損なわない運転音との両立、性能を維持するためのメンテナンス性を更に向上させたダクト用換気扇「ツインエアロファン」シリーズのラインアップを追加している。

この6月に羽根径14㎝サイズ鋼板製本体タイプにおいてメタルルーバーセットタイプ1機種(1部屋用)、羽根径10.14㎝サイズ鋼板製本体タイプにおいてスタンダード格子セットタイプ3機種(2部屋用)、羽根径14㎝サイズ鋼板製本体専用別売ルーバー2機種(インテリアパネル、メタルルーバー)を発売し、「ツインエアロファン」シリーズが完成した。

【特長】

①ツインエアロファン搭載。

換気扇の基本性能である換気風量をアップし、運転騒音を低減させている。従来の一方向から吸い込む片吸い込みファンは、ファンの吸い込み側から見て奥の方が有効に活用されず、排気口付近では運転騒音を増大させる原因となる乱流が発生していた。

「ツインエアロファン」は、ファンの手前側からだけでなく、奥側からも吸い込む構造とすることで、風量を17%アップし、騒音を4.9dB低減(同社従来機種と新機種のダクト配管30m相当、60Hzでの比較)させている。

②ルーバーを同社カスタムエアコンの天井カセット形4方向吹き出しタイプと類似のシンプルでスマートなデザインとした、インテリア格子、フラットインテリアパネルタイプなど、計35機種をラインアップしている。

③ルーバー別売タイプの換気扇本体計15機種をラインアップしている。

④別売ルーバー計2機種を新たに発売し、ラインアップを拡充した。

ルーバー色(ブラック、ブラウン色)やルーバーデザインなど、好みに合わせて選べるバリエーションを増やすとともに、換気扇設置工期に合わせて換気扇本体とルーバーとをそれぞれ発注できる。

それらの組み合わせにより羽根径10㎝から23㎝サイズを併せると、223通りの組み合わせが可能となった。

電材流通新聞2018年6月7日号掲載