【国交省】8月の建設工事受注動態統計調査

受注高6兆7644億円 1.8%増(前年同月比)

業者所在地別・業種別受注高

国土交通省はこのほど、8月の建設工事受注動態統計調査報告を公表した。
それによると、受注高は前年同月比1.8%増の6兆7644億円で、そのうち元請受注高は同0.5%減の4兆5592億円、下請受注高は同7.0%増の2兆2052億円となった。
元請受注高のうち、公共機関からは前年同月比4.0%減の1兆3366億円で、民間等からは同1.0%増の3兆2225億円となった。

1、受注高
受注高は、前年同月比1.8%増の6兆7644億円で3カ月ぶりの増加。
そのうち、元請受注高は前年同月比0.5%減の4兆5592億円で3カ月連続の減少、下請受注高は同7.0%増の2兆2052億円で5カ月連続の増加となった。
業種別では、総合工事業が前年同月比1.3%減の4兆1351億円で3カ月連続の減少、職別工事業が同14.9%増の8216億円で2カ月連続の増加、設備工事業が同3・9%増の1兆8078億円で5カ月連続の増加となった。

2、元請受注高
元請受注高は、前年同月比0.5%減の4兆5592億円で3カ月連続の減少。
発注者別では、公共機関からが前年同月比4.0%減の1兆3366億円で4カ月連続の減少、民間等からが同1.0%増の3兆2225億円で先月の減少から再び増加となった。
工事種類別では、土木工事が前年同月比3.8%減の1兆2378億円で4カ月連続の減少、建築工事(建築設備工事含む)が同4.0%増の2兆8912億円で3カ月ぶりの増加、機械装置等工事が同16.4%減の4302億円で3カ月ぶりの減少となった。
業種別では、総合工事業が前年同月比1.6%減の3兆3591億円で3カ月連続の減少、職別工事業が同13.9%増の2043億円で先月の減少から再び増加、設備工事業が同0.6%増の9958億円で5カ月連続の増加となった。

電材流通新聞2018年10月25日号掲載