地域に根づく電材商社① 宮地電機(高知市) 珍しいデザイン部門 圧巻はクリスマスツリー

宮地電機(本社・高知市、宮地貴嗣社長)は、20年来高知市のラ・ヴィータ高知店で店頭のディスプレイデザインを自社で手掛けている。電設資材総合商社でありながら、自社でデザイン部門を持つ珍しい会社でもある。
特に、クリスマスシーズンのディスプレイデザインは、毎年テーマが決められ、巨大なクリスマスツリーは高知の名物としてマスコミはもちろん市民の注目の的となっている。

設営中の菅野課長

20年来、ディスプレイデザインの総指揮をとるのは、広報デザイン課の菅野乃美課長。今年のテーマは「イタズラおばけの本屋さん」、ディスプレイには数多くの洋書やオバケが登場し、怪奇現象の一つといわれているポルターガイスト現象にヒントを得たデザインで、覗き込んだらクスッと笑えるような仕掛けいっぱいのディスプレイになるという。
圧巻は一万八千球のLED電球を使ったディスプレイ。BGMにクリスマスソングが静かに流れる中、毎夜午前2時まで点灯させる。
「“四国に文化を”とは、亡き宮地彌典会長が、いつも口にされていた言葉です。宮地電機は、単に電設資材や照明計画を提供しているのではなく、『心地よいくらし』のための空間づくりをお手伝いしているのだと自負しています。高知で、欧米のクリスマス文化の一端を感じていただけたら、幸せです」と菅野課長は話す。
およそ300名の社員の内、半数以上の社員が電気工事士の資格を有し、照明士143名、照明コンサルタント212名、インテリアコーディネーター25名はじめ、様々な分野のエキスパートが集まる同社。多角的な提案活動を可能とする基盤がある。
毎年、設営の最中から「今年も楽しみに待ってたよ」と声をかけられることも多いそう。クリスマスの撮影スポットとして、これからも高知市民の方々の目を楽しませてくれることだろう。
お披露目は11月15日、来年1月9日までディスプレイされる。

電材流通新聞2018年11月29日号掲載