泉州電業 北越電研を子会社化 産機用制御装置拡大へ

泉州電業は1日、産業機械向け制御装置メーカーの「北越電研」を完全子会社化したと発表した。北越電研の代表取締役会長(非常勤)に、泉州電業の西村元秀社長が就く。
泉州電業グループでは電線の販売を中核とした技術商社として、多様化するユーザーニーズに応えるため、従来の電線販売にとどまらず、関連する制御装置などの受注・販売をさらに推し進めるため、北越電研の子会社化に至った。
北越電研(新潟県長岡市青山新町33番地1)は1977年3月1日に設立された。資本金は3千万円。同社は、産業機械向け制御装置などの製造・販売を行っている。同社は、「今回の新しい運営体制により、両社がこれまで培ってきたノウハウを融合させることで、一層付加価値の高いサービスを提供できるよう努めていく」とした。
泉州電業は、今回の子会社化に伴う連結業績への影響は軽微としている。

電線新聞 4271号掲載