光統計 2月分 光ケーブル 生産28%増 北米向け好調続く

経済産業省がまとめた22年2月分の光統計によると、心線は生産215万9千㎞C(前年同月比20.3%増)、販売219万㎞C(同28.6%増)で生産・販売とも回復となった。アジア向けは低調だが、欧米向けが順調に推移したとみられる。

光ケーブルは、生産198万4千㎞C(同28.1%増)、販売150万9千㎞C(同2.6%増)で生産は28カ月連続、販売は10カ月連続のプラスとなった。通信・電力業が2カ月連続で前年を下回ったが、その他輸出が120万5千㎞(同7.6%増)で5カ月連続のプラスとなり、牽引した。引き続き北米向けなどの需要が堅調に推移したとみられる。
光製品の販売金額は、70億2千300万円(同0.9%増)と5カ月連続のプラスとなった。
光ケーブルの月間生産能力は161万1千967㎞C(同±ゼロ)と変わらないが、月間稼働率は123.1%(同27増)で6カ月連続の100%超えが続く。

電線新聞 4276号掲載