パワーみえ~る®Gの特徴
ガスデマンドの監視、予測、通報、記録を行います。
Webサーバ機能によりガスデマンド状況や過去の記録をスマートフォンやタブレット、PCなどでご覧いただけます。
メール通報機能によって、2段階の警報、解除メールを通報します。
ガスメータからの計量パルス信号を入力するだけなので配線が簡単です。
警報、制御用リレー接点1点を出力します。
手のひらサイズのコンパクト設計、プラグイン構造です。
- メール通報をご使用の場合には、別途プロバイダが用意するメールサーバのメールアカウントが必要になります。
Web機能付ガス使用量モニタ パワーみえ~る®G
形式:GDMC 基本価格:50,000円システム構成図
*1. ガスメータとパワーみえ~る G間に距離がある場合は避雷器を設置して雷サージ対策を施してください。またパルス波形が崩れる場合にはパルスアイソレータなどを設置してパルス波形の整形を行ってください。
*2. 固定IPアドレスが必要です。おすすめの導入場所
主な機能と特長
- パルス入力によるガス使用量計測
- Webサーバ搭載によるガス使用量およびデマンド状況のモニタリングが可能
- メールによる警報機能
- 1点のリレー出力(制御・警報用)
形式:GDMC-M2
価格
基本価格 50,000円
ご注文時指定事項
・形式コード:GDMC-M2供給電源
交流電源
- M2:100~240V AC(許容範囲 85~264V AC、47~66Hz)
機器仕様
- 構造:プラグイン構造
- 接続方式:M3.5ねじ端子接続(締付トルク 0.8N・m)
- アイソレーション:Ethernet-パルス入力-リレー出力-電源間
- 表示ランプ:POWER, OUTPUT(リレー出力と同期)
- 設定用スイッチ:IPアドレスを192.168.0.1に設定
(IPアドレスが不明になったときなどに使用)Ethernet仕様
- 通信規格 : IEEE802.3u
- 伝送種類 : 10-BASE-T/100BASE-TX
- 伝送速度 : 10/100Mbps(AutoNegotiation)
- 伝送ケーブル : 100BASE-TX(STPケーブル カテゴリ5e)
10BASE-T(STPケーブル カテゴリ5)- セグメント最大長 : 100m
- IPアドレス:192.168.0.1(工場出荷時設定)
- 表示ランプ:LINK LK100
入力仕様
計量パルス
- 検出電圧/検出電流:12V 5mA
- 最大入力周波数:50Hz
- 最小パルス幅:10ms
- 検出レベル
オン 5V以下/2kΩ以下
オフ 10V以上/50kΩ以上]
出力仕様
リレー出力 1点(制御・警報用)
- 定格負荷:240V AC 1A(cosφ=1)
- 30V DC 5A(抵抗負荷)
- 最大開閉電圧:380V AC 125V DC
- 最大開閉電力:380VA(AC) 150W(DC)(抵抗負荷)
- 最小適用負荷:5V DC 100mA
- 機械的寿命:500万回以上
設置仕様
供給電源
- 交流電源:
100V ACのとき 約5VA
200V ACのとき 約6.5VA
264V ACのとき 約8.5VA- 使用温度範囲:-10~+55℃
- 使用湿度範囲:30~90%RH(結露しないこと)
- 使用周囲雰囲気:腐食性ガス、ひどい塵埃のないこと
- 取付:壁またはDINレール取付
- 質量:約250g
性能
- カレンダ時計(電池バックアップ機能付き)
- 月差:3分以下(周囲温度25℃)
- バックアップ時間:電源非投入状態にて2年(周囲温度25℃)
- 電源投入時電池は消費しません。
- 使用電池:リチウム一次電池(取り外し不可)
- 絶縁抵抗:100MΩ以上/500V DC
- 耐電圧:Ethernet-パルス入力-リレー出力-電源-大地間
- 1500V AC 1分間
温泉施設やスーパー銭湯、ホテルなどガスを利用して給湯や暖房として利用することが多い施設では、稼働時に発生するガスの需要を予測することで利益率を予想しやすくなります。
パワーみえ~るは、ガスメータのパルス信号を計測し積算ガス使用量を時系列で記録しweb上のサーバに送信することができます。これに伴い、ガス使用量が上限を超えた場合などに警報メールを送信する機能も有しております。
また、ユニット本体に警報用の接点を1点持っていますので、ガス使用量が一定量以上となった場合にブザーや警報を鳴らすといったことも可能です。
ガスの使用量は暖房需要の多い冬季がピークであると言われています。ガス使用量は一般的に一カ月ごとに送られてくるガス料金の明細書で使用量を初めて把握します。
しかし、このユニットをガスメータと接続することで日ごとや時間ごとのガス使用量をモニタすることができます。そこから需要のピークを割り出し、その時間のガス使用機器の稼働状況を確認し無駄に運転している機器がないかといったピークカットの検討を行うことができます。
これもガス使用量の見える化と言えるでしょう。ガス使用量の多い施設ではこのデータを基に、運転時間や代替方法の検討など、ピークカットの具体的な策定に移ることができます。
何かを無駄をなくすには、まずは現状を把握するところから始めなければなりません。
データを記録し、保管するということが手軽にできるようになったため、こうした製品が出てくるようになりました。
公式プレスリリースはこちら: http://www.m-system.com/products/ba/ba04.html