東芝ライテックはこのほど、かんたん無線調光SceneLED(シーンレッド)シリーズの新商品となるLED高天井器具5機種の受注を開始した。
【特長】
1、信号線不要でリニューアルに適する省施工
これまで照明器具を調光するためには電源線のほかに信号線が必要だったが、無線調光タイプのSceneLEDは信号線が必要ない。エリアコントローラーも不要のため、水銀ランプからLED器具への置き換えなどのリニューアル工事に合わせて調光制御を導入する際に既設器具をSceneLEDに置き換えるだけで設置工事が完了し、省施工にもつながる。
2、かんたん操作で調光・省エネしながら快適な照明環境を実現
手元のリモコンひとつで照明器具1台ずつの点灯・消灯はもちろん、約5%〜100%の範囲で調光が可能。あらかじめ照明器具のグループ制御設定、シーン制御設定を行うことにより、利用状況に合わせた照明環境を簡単なリモコン操作で呼び出すことできる。
負担にならない手軽なリモコン操作できめ細かい調光ができるので、快適な照明環境と調光による省エネ効果を実現する。
①グループ制御で使わないスペースはボタンひとつで一括消灯
複数台の照明器具をA・B・Cの3つにグループ設定することにより、一度のボタン操作でグループごとに照明器具を点灯・消灯できる。
◇工場
グループA(生産エリア)の点灯・消灯を一括で行いたい場合
◇体育館
グループA(使用するコート)のみ点灯したい場合など
②シーン制御で快適な照明環境をボタンひとつで呼び出し
一度のボタン操作であらかじめ設定したシーンの明るさに一括調光できる。
設定できるシーンは1・2・3の3つで、シーンに応じて照明器具ごとに調光した明るさを再現できる。
◇工場
稼働エリアは100%点灯、停止エリアは10%点灯、保管エリアは消灯としたい場合
◇体育館
前方スクリーン付近は消灯、後方に向かって5%点灯、20%点灯、50%点灯としたい場合など