太陽光 発電協会 2021年度第1四半期 太陽電池出荷量調査

モジュールの総出荷量 前年同期比大幅減

太陽光発電協会はこのほど、2021年度第1四半期の我が国における太陽電池出荷量についての調査結果を公表した。
太陽電池モジュールの総出荷量は、1238mW(前年同期比87%)と前年同期に比べ大幅に減少した。国内出荷量も1226mW(同89%)と前年同期と比べ減少し、海外出荷は12mW(同24%)と前年同期に比べ大幅に減少した。
国内外企業別でみると、日本企業は526mW(前年同期比93%)と前年同期を下回り、外国企業は712mW(同83%)と前年同期を大幅に下回った。
日本企業/外国企業の総出荷量比率は42:58となり、外国企業の出荷量が国内企業を上回った。国内生産/海外生産の比は13:87で、前四半期に比べ海外生産比率は大幅に上昇した。
モジュールの国内出荷量は、1226mW(前年同期比89%)となった。用途別でみると、住宅用途は228mW(前年同期比119%)と前年同期に比べて大幅に増加したが、全体の8割を占める非住宅は998mW(同84%)と前年同期に比べて大幅に減少した。非住宅用途の内訳は、一般事業用途が349mW(同88%)、発電事業用途が649mW(同82%)となった。

電材流通新聞2021年9月2日号掲載