アウトドアリラックスゾーン
コワーキングゾーン
廊下
遠藤照明は、体験型オフィス『Synca U/X Lab』を12月にグランドオープンする。
テレワークや時差出勤、オンラインミーティングなどの推進を受け、「オフィス」の存在意義が問われるなか、同社では東京事業所(東京都新宿区)のオフィスフロアを全面改装した。今回、リニューアル後の新オフィスを体験型オフィスとして公開する(要事前申込み)。
『Synca U/X Lab』では、オフィスが社員の生産性やエンゲージメントを高める場所となるよう仕事の内容・場所・時間に応じた光環境を追求する。自然光を再現することができる次世代調光調色シリーズ『Synca(シンカ)』の光によって、「超集中ブース」「コワーキングゾーン」「アウトドアリラックスゾーン」など「これからの働き方」にフィットする空間をデザインしている。
さまざまなオフィス環境の要素にエビデンスに基づく照明デザインと新しい光の「体験(User Experience)」を統合し、実際に働く社員による実験を重ねながら光を基軸とする「新しいワークプレイスづくり」を追求、発信する。
体験オフィスには、「ABW(アクティビティ・ベースド・ワーキング)につながる光」「健康経営オフィスにつながる光」「WELL認証につながる光」「SDGsにつながる光」の4つのキーワードがあり、それぞれに応じた照明環境を提案している。
また、オフィス内は「超集中ブース」「オンラインミーティング専用ブース」「アウトドアリラックスゾーン」「コワーキングゾーン」「廊下」といったゾーンを設け、仕事の内容・場所・時間に応じた光環境を追求することでオフィスが社員の生産性やエンゲージメントを高める場所となるよう提案している。
体験オフィスに採用されている『Synca』は、照明器具による調光調色ならびにカラー演出を用途としており、「ろうそくの光から青空光まで自然の光を再現」「高い演色性に加え色味(赤み・緑み)の調整が可能」「121種類のカラー演出機能」「使いやすさを追求したコントローラ画面」「一台三役(自然の光・カラー演出・色味調整)でありながら導入しやすい価格設定」をおもな特長としている。
対応器具はダウンライト、スポットライト、デザインベースライト、スクエアベースライト、間接照明など、全402型番。制御システムは同社無線コントロールシステム『Smart LEDZ Fit/Fit Plus』となっている。