日本電線工業会 電線アンバサダー 石山蓮華さん2期目へ

電線アクセサリー

日本電線工業会は6日、石山蓮華さんの電線アンバサダー第2期就任を発表した。同じ日に就任した森平英也新会長から石山さんに「電線ペンダント・イヤリング」が贈呈された。このアクセサリーは、古河電工が提供した耐熱電線を加工したもので、白色被覆の耐熱電線で形づくったペンダントトップとイヤリングの3点セット。アクセントに本真珠をあしらい、プラチナチェーンで上品にまとめられている。

 耐熱電線は、電子・電気機器や自動車などに用いられる電線で、幅広い製品に使用されているが、目にする機会がある人は限られている。日常、目にすることがほとんどない、見えない電線をペンダントにし、アンバサダーの石山蓮華さんに使ってもらうことで、見えない電線が数多くあることを多くの人々に伝えることを意図している。

森平会長と石山さんの対談ムービーを公開

 また同会は7日、森平英也新会長と、石山蓮華さんの初めての対談ムービー「電線未来のはなし」を、同会の一般向けサイト「ディスカバリー電線サイト」に公開した。

 同会は、見えないところで使われている身近な電線の紹介に取り組んでおり、今回の対談テーマには、100年に1度の技術革新と言われるCASEの実現を担う自動車用電線を取り上げた。自動車に使われる数多くの電線の中から、自動車用ワイヤーハーネスと巻線を取り上げて、それらの電線がカーボンニュートラルに向けた取り組みに、どのように貢献しているを紹介する内容となっている。

 「電線未来のはなし」は、同会の会長が石山蓮華さんと、現代社会を支える最先端技術のもとで使用される電線をテーマに対談するコンテンツだ。今回の3作目は、より多くの人に興味を持ってもらえるように初めてムービー仕立てで制作した。

 石山蓮華さんは、22年から同会の電線アンバサダーとして電線と電線産業の周知に取り組んでいる。

電線新聞 4358号掲載