古河電工は、再生ポリエチレンを100%使用した地中埋設用ケーブル保護管の「角型エフレックス」と「エフレックスS」を開発し、6月から販売を開始した。
「エフレックス」は、ケーブルを地中埋設する際の保護管として使用する波付硬質ポリエチレン管(FEP)。難燃性の高い「難燃エフレックス」、継ぎ手付きで曲げ癖矯正不要の「エフレックスS」、多条配管が容易な角型の「角型エフレックス」など、建設現場のニーズに応じたシリーズを展開している。
建設工事の現場において地球環境に配慮した製品へのニーズが高まっていることから、同社は、「エフレックス」シリーズで、再生ポリエチレンを100%使用した製品ラインナップの拡大に取り組んでいる。長年培ってきた再生材配合技術を生かして、再生ポリエチレンを100%使用した地中埋設用ケーブル保護管の「角型エフレックス」と「エフレックスS」を開発した。
また、「エフレックス」シリーズでは、製造工場で使用する全電力のグリーン化を推進しており、従来からの平塚工場(神奈川県)および九州工場(福岡県)に加えて、市原工場(千葉県)でも実質的再生可能エネルギー由来電力の導入を完了したことで、「エフレックス」シリーズを製造する全工場の電力がグリーン化した。